氷上の美しき戦士たち

フィギュアスケートファン必見、今回は男子シングルをメインに2009年(グランプリシリーズ)辺りまでの取材に基づいた話をまとめています。
五輪の代表が決まる前に出版されているので、全てが終わった今読むと、なかなか興味深いです。

もちろん選手達のインタビューを交えた記事も大変面白かったのですが、普段伺い知れない取材の舞台裏が詳しく書かれていてとても楽しく読めました。
基本英語のISU(国際スケート連盟)、英語圏ではない選手のインタビューの大変さとか、著者が実際に通訳を務めたときの話とか、取材申請の仕方など長くこの世界に関わってきた著者だからこその臨場感がたっぷり。
某試合で織田選手についた通訳があまりにも大ボケで、結構英語の判る織田選手がプレス席にいる著者に「助けて~」視線を送ってきたことや、フランスのジュベール選手についた通訳が多分疲れがピークにきていて、ジュベール選手が英語で答えた事を更に「英語」に訳して記者達大にウケされたとか、楽しいエピソード満載でした。
スケートとはあまり関係ない話ですが、北米社会でのゲイに対する偏見やロシアに対する過剰なまでの対抗心なども、NYに住んでいる著者だからこその目線で書かれていて興味深かったです。
彼女の記事を読むと「ああ私も英語が堪能になりたい」と浅はかな願いを抱いたりしますが、そのくらい語学って大事だなあと、記事を読みつつしみじみ感じました。

五輪シーズンが終わって改めて読むというのもなかなか楽しいです♪
スター選手の写真も美しい!ので、お買い上げでも惜しくはないかも。



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この記事へのコメント

swim
2010年06月05日 03:28
同時通訳者の田丸公美子さん(この人の本面白いよう)によると、同時通訳の一回のリミットは20分だそうです。脳に糖分を補給するためにチョコレートをしゃむしゃ食べるそうです。それでも20分しかもたないそうです。  通訳っていうのはつくづく大変なんだなと思います。
swim
2010年06月05日 04:14
あ、「むしゃむしゃ」の「む」が抜けていた。
yossi
2010年06月05日 21:13
通訳は本当に大変なお仕事です。「氷上の~」の著者の方も、脳の通訳回路をフル回転させて通訳するそうです。この回路がぷつっと切れちゃうと記事のフランス人通訳の様になってしまうそうで(笑)CPUがMAXになる感じでしょうか。
田丸さんの本、面白そうですね!私も借りてみます♪

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